進学や就職で一人暮らしを始める女性って多いですよね。私も大学入学する時や就職する時に悩むのは賃貸物件ででした。
賃貸にはたくさんの種類がありますが、女性の一人暮らしで木造って大丈夫なのでしょうか?
マンションは家賃が高し、でも木造物件だとちょっと不安かも。だからこそ木造賃貸のメリットデメリットを知っておきたいですよね。
本記事では、女性の一人暮らしの場合の木造について解説をしていきます。
女性の一人暮らしでの木造って大丈夫!?不安を解消するためにメリットとデメリットを知る
一人暮らしを始めるとなると準備が大変です。
特に賃貸を決めるのは大変なのですが、賃貸には木造や鉄骨などがありますよね。女性の一人暮らしで木造を選んだ場合、本当に大丈夫なのか不安がありますよね。
私の結論としては立地条件や物件の詳細、何を基準に大丈夫かを検討するかによります。そのためには、木造物件のメリットとデメリットを知っておきましょう。
それでは木造物件のメリットを紹介していきます。
家賃が安い
まず木造の大きなメリットとしてあるのが、家賃が安いということです。
木造の場合、鉄筋作りの賃貸に比べて一般的に家賃が2割ぐらい安いことが多いです。
賃貸を決める中でも家賃を最重視する場合にはその方が嬉しいですね。但し、その地域の特色によって変わってきますので検討している地域の不動産会社さんに確認しましょう。
湿気がたまりにくい
木造住宅の場合、湿度に応じて木材が伸び縮みします。梅雨のジメジメした時期は木材が膨れて、冬の乾燥した時期は収縮します。
ですので湿気が溜まりにくく、梅雨のシーズンでも比較的湿気を感じにくいというのが木造住宅の特長です。
建築デザインが豊富
木造の場合には鉄筋作りよりも設計の自由度が効きやすくなっています。ですので、オシャレな設計になっている家も多く、理想の一人暮らしができるかもしれません。
『古き良き時代』をテーマにした落ち着いた雰囲気の和のテイストでデザインした木造賃貸物件がありますよ。
暖かい休日は、ホッコリとお茶をすすりながらバルコニーでゆったりするのも良いですよね。
それでは逆にデメリットを紹介していきます。特に一人暮らしの女性の場合、木造だと男性に比べてデメリットが多いように思えます。あくまで私個人の意見ですが…。
音が漏れやすい
まず大きなデメリットとしてあるのが、木造の場合音が漏れやすいということです。
鉄筋コンクリートの場合、壁の厚さが150mm~180mmあるのに対して、木造の場合、石膏ボードをサンドイッチした薄い壁がほとんどです。
テレビや音楽を聴いていると近隣に漏れてしまうのでトラブルになりやすいです。
こちらが音量を気を付けていても、隣の住民が一切気にせずにテレビや友達を呼んで大宴会していると本当にうるさいんですね。
警察を呼ぼうと思っても誰が通報したのか調べられて後が怖い…、結局呼べずに我慢してストレスが溜まってしまうことも。
あとは意外に洗濯機の振動音もバカにできないんです。仕事から帰ってきて夜遅くに洗濯機を回すとかなりの振動が出て「えーーーー!近所迷惑になっちゃう!!」って、結局休日の午前中限定で洗濯することにも。
また、女性の場合は防犯の面も心配なんです。
帰宅時間や生活サイクルも音漏れによって知られてしまうことがあり注意が必要となっています。実際この音漏れからストーカーなどの事件に発展することもあります。
虫が入りやすい
湿気に応じて材木が伸び縮みすることはメリットだけではありません。
木造の場合には虫が寄って来やすいというデメリットもあり、隙間があったらそこから部屋の中に虫が入り込むことも。
特にあの黒光りするやつが入り込んできたら最悪ですよね。とはいえ、黒光りの『G』は鉄筋コンクリートマンションでも出現しますが…。
虫が苦手な女性はちょっと厳しいかもしれませんね。ちなみに私は若い頃に石垣島に住んでいたので、他の女性よりは虫に慣れていると思います。
このように賃貸ですが木造の場合はメリットデメリットがあります。
特に音が漏れやすいという点、虫が苦手な女性にとっては大きなデメリットと言えるでしょう。
ですので、女性の一人暮らしを考えると、鉄筋コンクリートのマンションと比較すると木造はできるだけ避けた方が良いと言えます。
但し、木造でも女性専用のアパートであればまた違う判断ができるかもしれませんね。
家賃だけでなく、特に女性の場合はセキュリティなども含めて総合的に検討した上で、決断するようにしてくださいね。
軽量鉄骨の場合、一人暮らしの女性にはどうなの?
賃貸物件は、大きく分けて木造と鉄骨がありますよね。
鉄骨の方がやはり防音やセキュリティなどがしっかりしているマンションであり、その分家賃も高くなります。
しかし中には軽量鉄骨という造りもあります。
この軽量鉄骨の場合は一人暮らしの女性にはどうなのでしょうか?
結論から言えば、軽量鉄骨の場合は木造とはそう大きく変わりません。
軽量鉄骨の場合、使用される鋼材の厚さが6mm以下となっています。そのため耐久性や免震性は木造よりも上がります。
しかし、それでもやはりマンションや施設に使われる重鉄骨作りには劣ります。
また防音性に関しても木造よりはマシとは言われていますが、対して変わらないという意見もあります。隣戸との境の壁の構造だったり、床が繋がっていると(床の上に壁が立っている構造)振動がモロに伝わりやすいんですね。
このようなことから軽量鉄骨の場合、木造とほぼ変わらないと言えますが、物件によってはセキュリティがしっかりしているものもありますので、やはり検討している地域の不動産担当に確認する必要があります。
また、もし一人で賃貸物件を探すのであれば、不動産担当を女性にお願いした方が良いです。
ニュースだけの話ではなく、いつ自分に事故が起こるかわからないのが今の世の中です。案内している時に事故が起こらなくても、引越しした家を知られてしまいます。
「有名な不動産会社だから大丈夫でしょ」と思うかもしれませんが、人は時に『魔が差す』ということがあります。
男性担当みんながそのような事故を引き起こすわけではないのですが、万が一を考えて一人暮らしの物件を探すのであれば女性担当を指名してみてくださいね。
まとめ
今回は女性の一人暮らしで木造物件は大丈夫なのかを解説しました。木造物件には当然ですがメリットとデメリットがあります。
家賃などの面でのメリットはありますが、木造の場合それ以上に音漏れやセキュリティ面でのデメリットはあります。
ですので、私の経験からも言えますが、女性の一人暮らしと考えると木造はあまりおすすめできません。
また鉄骨の中でも軽量鉄骨がありますが、こちらもセキュリティとして木造との大きな違いはありません。
そして、物件を探す際はなるべく女性の担当者にお願いするようにしてくださいね。
これらのことを踏まえた上で、ぜひ自分にぴったりの賃貸を見つけてください。
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